室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 22 : 
室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
予測平均温冷感申告(PMV)は、主に均一な環境に対する温熱快適指標であることから、不均一な放射環境や上下温度分布が大きな環境等に対しては、適切に評価できない場合がある。
2
中央管理方式の空気調和設備を設ける居室においては、浮遊粉じんの量を概ね0.15mg/m3以下とする。
3
室内の酸素濃度が18%近くに低下した場合、人体に対しては生理的に大きな影響を与えにくいが、開放型燃焼器具の不完全燃焼をもたらすおそれがある。
4
平均放射温度(MRT)は、室温によらず、グローブ温度及び気流速度の計測値から概算で求められる。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - ○

4 - × 平均放射温度はグローブ温に空気湿度及び気流速度から対流の影響を求めて換算するため、室温は平均放射温度を求める上では必要となる。