環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 21 : 
環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
色度は、色の明度と彩度の二つの属性を含めた知覚的評価の指標である。
2
音の回折は、音波の伝搬空間に障害物がある場合に、障害物の背後に音が回り込んで伝搬する現象であり、障害物の大きさよりも音の波長が大きいほど回り込みやすい。
3
壁体の定常伝熱は、壁体の両面の空気温度又は表面温度を長時間一定に保った後も、壁体内の各部の温度が時間の経過によって変化せず、熱流量が一定な場合の伝熱過程をいう。
4
建築物の壁面に沿った風の流れが、隅角部で建築物から離れる現象を、一般に、剥離流という。
解説

1 - × 色度とは、光の色を(明度)を除いて色相と彩度を数量的に表したものを言う。明度と彩度を合わせた概念は色調である。

2 - ○

3 - ○

4 - ○