次の事例を読んで,問題115について答えなさい。 【事例|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 115 : 
次の事例を読んで,問題115について答えなさい。\n【事例】\nBさん(72歳,女性)は1か月前に脳出血(cerebral hemorrhage)で倒れて,不全麻痺(ふぜんまひ)は残ったが,自力でベッドから車いすに移乗できるまでに回復した。食事や排泄(はいせつ)はベッドから離れて行えるようになり,在宅で生活することになった。Bさんは長女と同居しているが,長女は働いていて日中不在なので,介護保険の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。Bさんは日中はベッド上での生活が主体である。車いすの左側のブレーキをかけ忘れることや,左側の物に気づかずに衝突してしまうことがある。また,食事の時にお膳の左側の食べ残しが目立ち,屋内の生活にも何らかの介助が必要である。Bさんの状態に該当する障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)の判定として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
ランクA1
2
ランクA2
3
ランクB1
4
ランクB2
5
ランクC1
解説

1 - × A-1 は食事、排泄、着替時はもとより、その他の日中時間帯もベッドから離れている時間が長く、介護者がいれば比較的多く外出する。

2 - × A-2 はベッドから離れている時間の方が長いが、介護者がいてもまれにしか外出しない。

3 - ○ B-1 は介助なしに車いすに移乗し食事も排泄もベッドから離れて行う。

4 - × B-2 は介助のもと、車いすに移乗し、食事または排泄に関しても、介護者の援助を必要とする。

5 - × C-1 はベッドの上で常時臥床しているが、自力で寝返りをうち体位を変える。