老人福祉法が制定された1963年(昭和38年)当時の状況|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 45 : 
老人福祉法が制定された1963年(昭和38年)当時の状況に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
老人福祉法の制定に先立つ1960年(昭和35年)の国勢調査において,我が国の人口の高齢化率は7%を超え,高齢化社会に突入した。
2
老人福祉法では,市町村による老人家庭奉仕員に関する規定が置かれた。
3
老人福祉法において,特別養護老人ホームの制度が創設されたが,常時介護を要する者であれば,市町村の措置でなくても,施設との契約により入所することができた。
4
老人福祉法には,有料老人ホームに関する規定は設けられていなかった。
5
老人福祉法において,70歳以上の老人の医療費の一部負担分を国と地方自治体が支給することにより,1963年(昭和38年)から老人医療費は無料とされた。
解説

2 - ○ 「市町村は、社会福祉法人その他の団体にたいして、身体上又は精神上の障害があって日常生活を営むことに障害がある老人の過程に老人家庭奉仕員を派遣してその日常生活上の世話を行わせることを委託することができる。」と規定した。