社会福祉士
Q 44 :
「平成23年国民生活基礎調査」(厚生労働省)による高齢者の所得状況等に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
高齢者世帯の1世帯当たり平均所得金額は,全世帯の1世帯当たり平均所得金額のほほ、3分の1になっている。
高齢者世帯の1世帯当たり平均所得金額は100万円を下回り,最も高かった1998年(平成10年)に比べて3割ほど低くなっている。
高齢者世帯の生活意識をみると,全体の約9割の世帯が,「大変苦しい」又は「やや苦しい」となっている。
所得の種類別に1世帯当たりの平均所得金額の構成割合をみると,高齢者世帯においては,稼働所得と公的年金・恩給の割合はほぼ同じになっている。
世帯主の年齢階級別にみると,世帯主が65歳以上の世帯人員1人当たりの平均所得金額は,世帯主が30歳未満の金額より高くなっている。
解説
5 - ○ 「平成24年国民生活基礎調査」における世帯主が65歳以上の世帯人員1人当たりの平均所得金額は、190万6000円である。一方、世帯主が30歳未満の金額は、171万6000円であり、世帯主65歳以上のせ世帯人員1人当たりの平均所得金額のほうが、世帯主が30歳未満の金額より上回っている。