事例を読んで、労働者災害補償保険(以下、「労災保険」とい|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 40 : 
事例を読んで、労働者災害補償保険(以下、「労災保険」という。)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕Aさんは正社員として建設会社に就職した。正社員は他に7名いて、アルバイトとして学生のBさんが雇われている。Aさんは業務上の事由により右足を骨折してしまった。
1
この会社は、正社員が10名以下なので労災保険は適用されない。
2
Bさんは、学生なので労災保険の適用対象にならない。
3
骨折した事故が労災認定された場合、療養の給付について、Aさんに自己負担はない。
4
骨折した事故が労災認定された場合、Aさんが治療のため会社を休み、賃金が得られなくなった初日から休業補償給付を受けることができる。
5
会社が労災保険の保険料を滞納していた場合、Aさんは、労災保険の給付を受けることができない。
解説

1 - × 1人でも労働者を雇用していれば原則として労災保険に加入させなければならない。

2 - × 学生であっても適用される。

3 - ○ この選択肢は適切です。

4 - × 休業4日目から休業給付を受給できる。

5 - × 会社が労災保険の保険料を滞納していた場合でも労災保険の給付は受けることができる。