社会福祉士
Q 41 :
事例を読んで、出産・育児支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕Cさん(28歳、女性)は、U社に正社員として5年間勤務し、V社に正社員として5年間勤務するDさん(28歳、男性)と婚姻関係にあり同居している。Cさんは、4週間後に出産予定日を控え、「育児・介護休業法」に基づく育児休業を取得する予定である。CさんとDさんは、共に健康保険、厚生年金保険及び雇用保険の被保険者である。 (注)「育児・介護休業法」とは、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」のことである。
Cさんが出産したときは、出産育児一時金が支給される。
Cさんが育児休業を取得した場合、休業開始時賃金日額の40%の育児休業給付金が支給される。
育児休業中、Cさんの厚生年金保険の保険料は、事業主負担分のみ免除される。
CさんとDさんが共に育児休業を取得する場合、育児休業給付金は、最長で合計3年間支給される。
CさんとDさんの所得を合算した額が一定額に満たない場合、CさんとDさんのどちらかに、出産後、児童扶養手当が支給される。
解説
1 - ○ この選択肢は適切です。
2 - × 休業開始時賃金日額の67%(休業して6ヶ月経過後は50%)が支給される。
3 - × 事業主負担分と被保険者負担分双方とも免除される。
4 - × 保育所等における保育の実施が行われないなどの理由により2歳に達する日前まで延長できる。
5 - × 児童扶養手当はひとり親世帯の養育者に支給される。