社会調査における個人情報保護に関する次の記述のうち、最も|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 37 : 
社会調査における個人情報保護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
社会調査は公益性が高いため、調査で得られた個々の調査対象者の氏名、性別、年齢などの属性は、公表すべきである。
2
社会調査で得られたデータを共同研究者と検討する際には、調査対象者の意向にかかわらず、個人情報を秘匿しなくてよい。
3
社会調査の標本抽出が目的であれば、選挙人名簿あるいは住民基本台帳から自由に個人情報を得ることができる。
4
社会調査は、調査の目的、収集データの利用方法、そして結果の公表の方法をあらかじめ文書あるいは口頭で調査対象者に知らせ、了解を取った上で実施する。
5
量的な調査では、調査対象者の氏名や回答者番号が書かれた対象者リストと調査票を、一緒にまとめて管理しなければならない。
解説

1 - × 個人情報は公開すべきではない。

2 - × 調査対象者の承諾を得ていない場合は個人情報は秘匿する。

3 - × 社会調査の内容、公益性による。

4 - ○ この選択肢は適切です。

5 - × 個人情報保護の観点から対象者リストと調査票をまとめて管理することは不適切。