次の事例を読んで、Q市福祉課職員の対応として、最も適切な|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 42 : 
次の事例を読んで、Q市福祉課職員の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕Q市に居住するMさん(80歳、女性)は、40年前に離婚し、その後再婚した。再婚した夫には、再婚時に既に成人し家庭を設けている子がいたが、再婚に反対し、再婚後もMさんとの交流を拒絶している。その夫も5年前に亡くし、Mさんは2,000万円の財産を相続した。Mさんは、最近、認知症が進行し、悪質商法の被害にも遭っているようで、民生委員が心配してQ市福祉課職員にMさんの成年後見制度の利用に関して相談に来た。
1
民生委員に、成年後見開始の審判の申立てを依頼する。
2
Mさんに実子がいる場合、実子に成年後見開始の審判の申立てを命じる。
3
再婚相手の子に、成年後見開始の審判の申立てを命じる。
4
市長申立てによる成年後見開始の審判の手続を検討する。
5
前夫が生存している場合、前夫に成年後見開始の審判の申立てを依頼する。
解説

1 - × 民生委員には審判申し立ての請求を行う権利はない。

2 - × 福祉課職員に審判申し立てを命じる権限はない。

3 - × 福祉課職員に審判申し立てを命じる権限はない。

4 - ○ この選択肢は適切です。

5 - × 離婚した夫には審判申し立ての請求を行う権利はない。