NISA(少額投資非課税制度)に関する次の記述のうち、最|2級FP問題集

2級FP

Q 89 : 
NISA(少額投資非課税制度)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、NISAにより投資収益が非課税となる口座をNISA口座という。
1
NISA口座に受け入れることができる上場株式等は、1人当たり年間300万円までである。
2
NISA口座には、所定の手続きにより、すでに特定口座や一般口座で保有している上場株式を移管することができる。
3
NISA口座に受け入れた上場株式等の配当金等や譲渡益については、最長3年間、非課税とされる。
4
NISA口座で保有する上場株式等に係る譲渡損失については、他の上場株式等の配当金等や譲渡益と通算することができない。
解説

1-× NISA口座の利用限度額(非課税枠)は一人当たり年間100万円である(翌年度以降への繰り越しは不可)。2-× NISA口座から上場株式や株式投信等を特定口座や一般口座に移管可能ですが、逆に特定口座や一般口座からNISA口座への移管はできない。

3-× NISA口座の非課税は最長5年間である。

なお、非課税期間終了後、そのままNISA口座内で保有継続し、新たな非課税枠内に乗り換えることは可能。4-○ 本文の通り。