建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、|二級建築士問題集

二級建築士

Q 20 : 
建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
水掛り部分におけるアルミニウム製建具枠の取付けにおいて、仮留め用のくさびを残したまま、モルタルを充塡した。
2
樹脂製建具に厚さ18mmの複層ガラスをはめ込むに当たって、特記がなかったので、建具枠のガラス溝の掛り代(しろ)を15mmとした。
3
グリッパー工法によるカーペット敷きにおいて、上敷きの敷詰めは、隙間及び不陸をなくすように伸張用工具で幅300mmにつき200N程度の張力をかけて伸張し、グリッパーに固定した。
4
フローリングの接着剤張り工法において、板厚15mm、板幅150mm、板長さ1,818mmの複合フローリングを、接着剤を用いて張り込んだ。
5
洗面脱衣室などの断続的に湿潤状態となる壁の下地材料として、日本農林規格(JAS)による普通合板の1類を使用した。
解説

正解は1

1-×水掛かりの部分についてはくさびを撤去する必要がある。

2-○設問通りである。

3-○設問通り施工を行う。

4-○接着工法の複合フローリングは板厚8mm以上板幅75mm以上板長さ900mm以上とする。

5-○JASによる普通合板1類は断続的に湿潤状態となる場所において使用可能な合板である。