補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最|二級建築士問題集

二級建築士

Q 64 : 
補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
ブロックの空洞部を通して電気配管を行うに当たって、横筋のかぶり厚さに支障のないように空洞部の片側に寄せて配管を行った。
2
といを設置するに当たって、とい受金物の埋込み箇所は、モルタルが充塡される目地の位置とした。
3
ブロックの空洞部への充塡用及びまぐさ用のコンクリートは、呼び強度21、スランプ21cmのレディーミクストコンクリートとした。
4
ブロック塀の縦筋については、下部は基礎に定着させ、上部は最上部の横筋に90°フック、余長5dで定着させた。
5
高さ1.8mのブロック塀において、長さ3.4mごとに控壁を設けた。
解説

正解は4

1-○設問通りである。

2-○とい受け金物、ボルト、配管支持金物等の埋込箇所は原則、目地位置とする。

3-○設問通りである。

4-×壁縦筋は原則として、ブロック中心部に配筋し、上下端はがりょう、基礎等に定着する。壁横筋は壁端部縦筋に180°フックによりかぎ掛けとする。

5-○高さ2.2m以下の補強コンクリートブロック造の塀では長さ3.4m以下ごとに径9mm以上の鉄筋を配置した控壁で基礎の部分において壁面から高さの1/5以上突き出したものを設ける。