二級建築士
Q 93 :
建築物の構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート構造において、袖壁、腰壁については非耐力壁として考え、偏心率の算定に当たり、影響はないものとした。
ピロティ階の必要保有水平耐力は、「剛性率による割増係数」と「ピロティ階の強度割増係数」のうち、大きいほうの値を用いて算出した。
3階建ての建築物において、1階に十分な量の耐力壁を配置するとともに、2階及び3階においても、1階と同程度の層間変形角となるように耐力壁を配置した。
杭基礎において、根入れの深さが2m以上であったので、基礎スラブ底面における地震による水平力を低減した。
耐力壁の配置が各階で異なっていたので、床や屋根の面内剛性を高くし、地震力などの水平力に対して建築物が一体となって抵抗できるように計画した。
解説
1 - × 壁の設計においては、袖壁、腰壁、垂れ壁等であっても、偏心率等を算定する場合、影響を考慮して計画する。
2 - ○
3 - ○
4 - ○
5 - ○