鉄筋コンクリート構造における配筋等に関する次の記述のうち|二級建築士問題集

二級建築士

Q 90 : 
鉄筋コンクリート構造における配筋等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
梁の圧縮鉄筋は、長期荷重によるクリープたわみの抑制及び地震時における靱(じん)性の確保に有効であるので、一般に、全スパンにわたって複筋梁とする。
2
耐震壁の開口に近接する柱(開口端から柱端までの距離が300mm未満)のせん断補強筋比は、原則として、0.4%以上とする。
3
ラーメン構造の中間階における内柱の柱梁接合部において、大梁主筋を通し配筋とする場合は、接合部内で大梁主筋が付着劣化をしないことを確かめる必要がある。
4
帯筋に用いるスパイラル筋の重ね継手の末端に90°フックを設ける場合、余長は鉄筋の径(異形鉄筋では呼び名に用いた数値)の12倍以上とする。
5
フック付き重ね継手の長さは、鉄筋相互のフックの最外端間の距離とする。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - ○

4 - ○

5 - × フック付き重ね継手の長さは、フックの曲げ開始点の長さである。フック部分は長さに含めない。