鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当な|二級建築士問題集

二級建築士

Q 89 : 
鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
梁の引張鉄筋比が、釣り合い鉄筋比以上の場合、梁の許容曲げモーメントは、引張鉄筋の断面積にほぼ比例する。
2
柱は、一般に、負担している軸方向圧縮力が大きくなると、靱(じん)性が小さくなる。
3
耐震壁の上下に配置する大梁の主筋には、地震時における耐震壁のせん断ひび割れの広がりを抑制する補強筋としての役割があるので、スラブを除く大梁のコンクリート全断面積に対する主筋全断面積の割合を、0.8%以上とする。
4
普通コンクリートを用いた片持ちスラブの厚さは、建築物の使用上の支障が起こらないことを計算によって確かめた場合を除き、片持ちスラブの出の長さの1/10を超える値とする。
5
梁に貫通孔を設ける場合、柱には近接しないほうがよい。
解説

1 - × 引張鉄筋比がつり合い鉄筋比以下の場合、断面の許容曲げモーメントは、ほぼ引張鉄筋の断面積(引張鉄筋量)に比例する。

2 - ○

3 - ○

4 - ○

5 - ○