構造計算における建築物に作用する風圧力及び設計用地震力に|二級建築士問題集

二級建築士

Q 83 : 
構造計算における建築物に作用する風圧力及び設計用地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物の屋根版に作用する風圧力と、屋根葺き材に作用する風圧力とは、それぞれ個別に計算する。
2
風圧力の計算に用いる基準風速V0は、その地方における過去の台風の記録に基づく風害の程度その他の風の性状に応じて、30m/sから46m/sまでの範囲内において定められている。
3
地震力の計算に用いる建築物の設計用一次固有周期Tは、建築物の高さが同じであれば、一般に、鉄筋コンクリート造より木造や鉄骨造のほうが短い。
4
地震力の計算に用いる標準せん断力係数C0の値は、一般に、許容応力度計算を行う場合においては0.2以上とし、必要保有水平耐力を計算する場合においては1.0以上とする。
5
地震力の計算に用いる振動特性係数Rtの地盤種別による大小関係は、建築物の設計用一次固有周期Tが長い場合、第三種地盤>第二種地盤>第一種地盤となる。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × 鉄筋コンクリート構造の固有周期は、T=0.02h。木造・鉄骨構造は、T=0.03h。高さ(h)が同じならば、木造・鉄骨構造の方が長くなる。

4 - ○

5 - ○