構造計算における鉛直荷重等に関する次の記述のうち、最も不|二級建築士問題集

二級建築士

Q 82 : 
構造計算における鉛直荷重等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
多雪区域において、長期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重は、短期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重の0.35倍の数値とする。
2
多雪区域を指定する基準は、「垂直積雪量が1m以上の区域」又は「積雪の初終間日数の平年値が30日以上の区域」と定められている。
3
各階が事務室である建築物において、柱の垂直荷重による圧縮力を計算する場合、積載荷重は、その柱が支える床の数に応じて低減することができる。
4
暴風時における建築物の転倒、柱の引抜き等を検討する場合、積載荷重は、建築物の実況に応じて低減した数値によるものとする。
5
同一の室に用いる積載荷重の大小関係は、一般に、「床の計算用」>「大梁及び柱の計算用」>「地震力の計算用」である。
解説

1 - × 建築基準法施行令82条。多雪区域での積雪荷重は短期の積雪荷重の0.7倍である。0.35倍は誤りである。

2 - ○

3 - ○

4 - ○

5 - ○