図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、C|二級建築士問題集

二級建築士

Q 81 : 
図のような材の長さ及び材端の支持条件が異なる柱A、B、Cの弾性座屈荷重をそれぞれPA、PB、PCとしたとき、それらの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、全ての柱の材質及び断面形状は同じものとする。
1
PA>PB>PC
2
PA>PC>PB
3
PA=PB>PC
4
PB>PA>PC
5
PC>PA=PB
解説

1 - ×

2 - ×

3 - ×

4 - ×

5 - ○ 材質及び断面形状が同じなため、座屈長さの大小で判断する。Aの座屈長さ、3L×0.5L(両端固定の理論値)=1.5L。Bの座屈長さ、1.5L×1(両端ピン理論値)=1.5L。Cの座屈長さ、0.7L×2(1端自由他端固定理論値)=1.4L。よって、PC>PA=PBとなる。