Aさん(20歳、男性)。高校卒業後、就職したが職場の人間|保健師問題集

保健師

Q 204 : 
Aさん(20歳、男性)。高校卒業後、就職したが職場の人間関係がうまくいかず退職して自宅にいる状態が1年半続いている。心配した母親(48歳)が保健所に来所した。保健所では精神保健相談を実施しており、管内にあるひきこもりの家族会やセルフヘルプグループを支援している。最初の面接で、Aさんの様子を尋ねると「普段は家にいて、何もせず、テレビを観るか、インターネットをして過ごしています。午後は図書館に通っています」と話した。母親への保健師の対応で正しいのはどれか。
1
家庭訪問を約束する。
2
本人の来所を勧めるよう話す。
3
保健所の精神保健相談を勧める。
4
ひきこもりの家族会を紹介する。
5
外出しているので問題はないと説明する。
解説

ひきこもりの家族会やセルフヘルプグループにつなげて援助するためにも保健師が家庭訪問し、Aさんの状況を知ることは適切である。その際、訪問に対するAさんの事前の了解を得ることは必須である。