型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 109 : 
型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
せき板の取外し後に湿潤養生をしない計画の基礎のせき板の存置期間は、計画供用期間の級が「標準」であったので、構造体コンクリートの圧縮強度が5N/mm2以上に達するまでとした。
2
スラブ下(片持スラブを除く。)の支保工の取外しに当たり、コンクリートの圧縮強度が設計基準強度に達していなかったが、コンクリートの圧縮強度が12N/mm2以上であり、かつ、構造計算により安全であることを確認した。
3
柱型枠の構造計算を行うに当たり、コンクリートの打込み速さが20m/hを超え、打込み高さを3.6mとして予定していたので、側圧は、「フレッシュコンクリートのヘッド(側圧を求める位置から上のコンクリートの打込み高さ)」と「フレッシュコンクリートの単位容積質量に重力加速度を乗じたもの」とを乗じた値とした。
4
壁型枠に設ける配管用のスリーブのうち、開口補強が不要であり、かつ、スリーブの径が200mm以下の部分について、特記がなかったので、当該スリーブに紙チューブを採用した。
解説

1 - ×せき板取り外し後、湿潤養生しない場合、計画供用期間が「標準」の基礎は、圧縮強度が10N/mmに達していればせき板を取り外すことができる。

2 - ○

3 - ○

4 - ○