一級建築士
Q 84 :
鉄筋コンクリート構造における建築物の耐震計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
「ルート1」の計算において、コンクリートの設計基準強度を24N/mm2としたので、設計基準強度による割増し係数αを用いて、単位強度の割増しを行った。
「ルート2-1」の計算において、柱及び梁の靱(じん)性を確保するため、地震力によって生じるせん断力を割増した設計用せん断力が、安全性確保のための許容せん断力を超えないことを確かめた。
「ルート3」の計算において、両端ヒンジとなる梁部材の設計用せん断力の割増し係数を1.2とし、両端ヒンジとならない梁部材の設計用せん断力の割増し係数を1.1とした。
「ルート3」の計算において、崩壊メカニズム時にせん断破壊した柱部材の種別をFDとした。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - × 安全側に設計するためには両端ヒンジとなる梁の割増係数より両端ヒンジとならない梁の割増係数のほうが大きくならなければならない。
4 - ○