鉄筋コンクリート構造の配筋に関する次の記述のうち、最も不|一級建築士問題集

一級建築士

Q 82 : 
鉄筋コンクリート構造の配筋に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、図に記載されていない鉄筋は適切に配筋されているものとする。
1
図-1に示す副帯筋の配筋において、余長部が帯筋で囲まれたコア内に挿入されており、必要な余長が確保されていたので、副帯筋の末端の一端を90度フックとした。
2
図-2に示す大梁の主筋の配筋において、下端筋の重ね継手をスパンの中央部に設けた。
3
図-3に示すスパンが短い大梁の主筋の配筋において、せん断破壊や付着割裂破壊を防止するため、梁断面の四隅以外の主筋を部材の全長にわたって対角線上に配置した。
4
図-4に示す柱梁接合部において、せん断補強筋比0.3%相当の帯筋を配筋した。
解説

1 - ○

2 - × 大梁主筋の下端筋の継手は梁端から中央部に向かって梁せいと同じ距離の位置から梁の内法長さの1/4以内の範囲に設ける。継手の位置は基本的にコンクリートに圧縮力が働く箇所に設けるのが望ましい。

3 - ○

4 - ○