住宅の作品名(設計者)とその計画上の特徴に関する次の記述|一級建築士問題集

一級建築士

Q 12 : 
住宅の作品名(設計者)とその計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
イームズ自邸(チャールズ&レイ・イームズ)は、再組立が可能という理念のもと、形鋼やスチールサッシ等の工業製品を用いて建築された住宅である。
2
ゲーリー自邸(フランク・O・ゲーリー)は、既存の木造住宅に、安価な材料である金網やトタン板、ベニヤ板の断片等を組み合わせて増改築を行った、ポストモダンを代表する住宅の一つである。
3
ヒラルディ邸(ルイス・バラガン)は、不整形敷地に建つ地上4階建ての医院併用住宅であり、台形の平面をもつ医院と矩形の平面をもつ住居は、中庭のスロープによって繋(つな)がれている。
4
フィッシャー邸(ルイス・カーン)は、二つの矩形のボリュームが45度の角度をもって接合され、一方には2層の個室群が配置され、もう一方には2層分の高さの居間をもつ、幾何学的な構成の住宅である。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × ル・コルビュジェのクルチェット邸の記述。ヒラルディ邸はメキシコの建築家ルイス・バラガンの設計で屋内にプールを設け、光が室内のヴィヴィッドな色の壁や水面へ降り注ぐ空間を演出している。

4 - ○