一級建築士
Q 117 :
左官工事、石張り工事及びタイル工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート壁下地へのモルタル塗りにおいて、下塗りは、吸水調整材の乾燥後に行った。
コンクリート床の石張り工事において、敷モルタルは、容積比でセメント1に対し砂4に少量の水を加え、手で握って形が崩れない程度の硬練りモルタルとした。
接着剤による陶磁器質タイル後張り工法において、屋外に使用する有機系接着剤は、JIS規格品の一液反応硬化形の変成シリコーン樹脂系のものとした。
セメントモルタルによるタイル後張り工法において、床タイル張り面の伸縮調整目地の位置については、特記がなかったので、縦・横ともに5mごとに設けた。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - ○
4 - × 公共建築工事標準仕様書より、床タイル張りのにおいて、伸縮調整目地及びひび割れ誘発目地の位置が特記に記載無い場合は、縦・横とも4m以内ごとに設ける。5m以内ではない。