木造軸組工法による木工事に関する次の記述のうち、最も不適|一級建築士問題集

一級建築士

Q 115 : 
木造軸組工法による木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
桁に使用する木材については、継伸しの都合上、やむを得ず短材を使用する必要があったので、その長さを2m内外とし、継手部分は短ざく金物で補強した。
2
建方精度の許容値は、特記がなかったので、垂直の誤差の範囲を1/1,000以下、水平の誤差の範囲を1/500以下とした。
3
ボルト径が16mmの孔あけ加工は、特記がなかったので、ボルトが木部のボルト孔に密着するように、ボルト孔の径をボルト径に2.0mmを加えた大きさとした。
4
地表面から高さ1m以下の外周壁内及び水まわり部分に接する壁内における柱、間柱、筋かい、構造用面材及び胴縁類には、特記がなかったので、JIS規格品の表面処理用木材保存剤を塗布した。
解説

1 - ○

2 - × 公共建築木造工事標準仕様書より、建方精度の許容値について特記がない場合、垂直・水平の誤差は共に1/1,000以下とする。

3 - ○

4 - ○