鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 114 : 
鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
工事現場における鉄骨の錆(さび)止め塗装において、鋼材表面の温度が50℃ 以上となり、塗膜に泡を生ずるおそれがあったので、塗装作業を中止した。
2
鉄骨の建方に先立って行うあと詰め中心塗り工法におけるベースモルタルの施工において、モルタル中心塗り部分のモルタルの塗厚さを60mmとし、養生期間を2日とした。
3
ロックウール吹付け工法による耐火被覆の施工において、柱の耐火材の吹付け厚さについては確認ピンを使用し、柱の1面に各1箇所以上を差し込んで確認した。
4
鉄骨の建方精度の管理において、建築物の倒れの管理許容差を、特記がなかったので、鉄骨精度検査基準((一社)日本建築学会「建築工事標準仕様書鉄骨工事付則6」)に従い、建築物の高さの1/4,000に7mmを加えた値以下、かつ、30mm以下とした。
解説

1 - ○

2 - × ベースモルタルの塗厚は30㎜以上50㎜以下とし、養生期間は3日以上である。JASS6。

3 - ○

4 - ○