鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 108 : 
鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
大梁の主筋の定着に当たり、所定のフックあり定着の長さを確保することができなかったので、大梁の主筋を柱仕口内に90度縦に折り曲げて定着することとし、柱仕口面から大梁の主筋の鉄筋外面までの投影定着長さを柱せいの1/2とした。
2
溶接継手を用いる大梁の主筋は、隣り合う鉄筋の溶接継手の位置を400mm以上離れるようにずらして配筋した。
3
大梁の主筋のガス圧接継手の外観検査において、圧接部の膨らみの直径が母材の鉄筋径の1.4倍であったが、膨らみの長さが母材の鉄筋径の1.1倍未満であったので、再加熱し、圧力を加えて所定の膨らみの長さに修正した。
4
大梁にU字形のあばら筋とともに用いるキャップタイについては、梁天端と段差のないスラブが取り付く側を90度フックとした。
解説

1 - × 90度縦に折り曲げて定着させる場合、投影定着長さは1/2ではなく、3/4以上である。JASS5。

2 - ○

3 - ○

4 - ○