一級建築士
Q 107 :
杭地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
セメントミルク工法による既製コンクリート杭工事において、特記がなかったので、アースオーガーの支持地盤への掘削深さについては1.5m程度とし、杭の支持地盤への根入れ深さについては0.5m程度とした。
打込み工法による既製コンクリート杭工事において、打込み完了後の杭頭の水平方向の施工精度の目安については、杭径の1/4以下、かつ、100mm以下とした。
場所打ちコンクリート杭工事において、鉄筋かごの主筋間隔が10cm以下になると、コンクリートの充填性が悪くなるので、主筋を2本重ねて配置し、適切な主筋間隔を確保した。
アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭工事において、孔壁の崩落防止に安定液を使用したので、杭に使用するコンクリートの単位セメント量を340kg/m3とした。
解説
1 - × 建築工事管理指針より、アースオーガーの支持地盤への掘削深さは1.5m程度とし、杭の支持地盤への根入れ深さは0.5mではなく、1.0m以上である。また、高止まりは0.5m以下である。
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