型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 109 : 
型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
型枠の構造計算を行うに当たり、コンクリートの打込み速さを10m/h以下、コンクリートの打込み高さを1.5mとして予定していたので、柱の側圧と壁の側圧とを同じ値とした。
2
型枠支保工の構造計算を行うに当たり、通常のポンプ工法による場合の打込み時の積載荷重として、1.5kN/m2を採用することを確認した。
3
梁下の支保工を材齢28日以前に取り外す必要があったので、標準養生した供試体の圧縮強度が、設計基準強度以上であることを確認した。
4
資材の搬出入に伴い、やむを得ずスラブ支柱の盛替えを行う必要がある旨の報告を受けたので、その範囲と方法を定めた施工計画書を作成させ、承認した。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × 現場水中養生又は現場封かん養生の場合は設計基準強度以上を確認すればよい。 設問の場合は標準養生なので、「標準養生した供試体の圧縮強度」-「その材齢における標準養生供試体の圧縮強度と構造体コンクリート強度との差」≧ 設計基準強度を確認しなければければならない。

4 - ○