防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 41 : 
防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
シーリング工事において、鉄筋コンクリート造の建築物の外壁に設けるひび割れ誘発目地については、目地底にボンドブレーカーを使用せずに、シーリング材を充塡する三面接着とした。
2
シート防水工事において、合成樹脂系シートを用いた接着工法については、立上り部及び平場のシート張付けに先立ち、出隅角及び入隅角に成形役物を張り付けた。
3
塗膜防水工事において、補強布については、下地によくなじませ、しわや耳立ちが生じないように防水材で張り付けた。
4
改質アスファルトシート防水工事において、立上り部の防水層の末端部については、押え金物を用いて留め付け、ゴムアスファルト系シーリング材を充塡した。
解説

1 - ○ ノンワーキングジョイントのため、3面接着。

2 - × 合成樹脂系のシート防水では、出入隅角はシート施工後に成形役物を張り付ける。

3 - ○ 補強布の重ね幅は50mm以上。

4 - ○ 設問のとおり。