木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 40 : 
木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
工事現場における木材の含水率の測定を、電気抵抗式水分計がなかったため、高周波水分計を用いて実施した。
2
鉄筋コンクリート造の建築物の内装工事において、建具枠や間仕切り壁下地を留め付けるための「木れんが」については、樹種をひのきとし、コンクリート面に「あと施工アンカー」により取り付けた。
3
造作材に使用するJIS規格品の「Nくぎ」の代用品として、「FNくぎ」を使用した。
4
造作材にラワン材を使用するに当たり、ヒラタキクイムシの食害の対策として、JASによる保存処理K1の防虫処理を行ったものを使用した。
解説

1 - ○ 設問のとおり。

2 - ○ 木れんがは木れんが用接着剤で張り付けるかあと施工アンカーで取り付ける。

3 - × FNくぎはJIS規定外なので下地材や造作材には使用できない。

4 - ○ ラワン等の広葉樹はヒラタキクイムシの食害を受けやすい。