各種建築構造等に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|一級建築士問題集

一級建築士

Q 23 : 
各種建築構造等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱の短期荷重時のせん断力に対する検討に当たっては、鉄骨部分の許容せん断耐力と鉄筋コンクリート部分の許容せん断耐力との和が、設計用せん断力を下回らないものとする。
2
コンクリート充塡鋼管(CFT)柱は、同じ径・同じ厚さの中空鋼管柱よりも局部座屈が生じにくく、座屈後の耐力低下も少ない。
3
壁式鉄筋コンクリート構造の耐力壁の小開口の隅角部において、開口縁の縦筋及び横筋に所定の鉄筋量を割り増して配筋することにより、ひび割れの拡大防止に有効な斜め筋を配筋しないことができる。
4
アンカーボルトは、引張力に対する支持抵抗力の違いにより、支圧抵抗型と付着抵抗型に分類される。
解説

鉄骨鉄筋コンクリート造の柱の短期荷重時のせん断力の検討にあたっては、鉄骨とRCの許容せん断力がそれぞれの設計用せん断力を満足しなければならない。