建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|一級建築士問題集

一級建築士

Q 24 : 
建築物の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
地震力を算定する場合に用いる鉄骨構造の建築物の設計用一次固有周期(単位秒)は、建築物の高さ(単位m)に0.03を乗じて算出することができる。
2
建築物の保有水平耐力を算定する場合、炭素鋼の構造用鋼材のうち、日本工業規格(JIS)に定めるものについては、材料強度の基準強度を1.1倍まで割増しすることができる。
3
水平力を受ける鉄筋コンクリート構造の柱は、軸方向圧縮力が大きくなるほど、変形能力が小さくなる。
4
「曲げ降伏型の柱・梁部材」と「せん断破壊型の耐力壁」により構成される鉄筋コンクリート構造の保有水平耐力は、一般に、それぞれの終局強度から求められる水平せん断力の和とすることができる。
解説

脆性部材が破壊する直前の耐力を建物の保有水平耐力にする。(構造関係技術基準解説書)