一級建築士
Q 149 :
金属材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
板厚40mm以下の建築構造用圧延鋼材SN400Bにおいて、基準強度F及び短期許容引張応力度は、235N/mm2である。
熱間圧延鋼材の強度は、圧延方向に比べて、板厚方向のほうが小さい傾向がある。
シャルピー衝撃試験の吸収エネルギーが小さい鋼材を使用することは、溶接部の脆性的破壊の防止に有効である。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - × シャルピー衝撃試験値が小さいほど脆い材料である。脆性的破壊を防止するには値の大きい鋼材を使用し靱性に富むものを選ぶのが良い。
4 - ○