基礎の設計を行うための地盤調査に関する次の記述のうち、最|一級建築士問題集

一級建築士

Q 139 : 
基礎の設計を行うための地盤調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
地震時の杭の水平抵抗を検討するための孔内水平載荷試験は、杭頭から約5mの深さ又は最大杭径の約5倍の深さまでで実施する。
2
平板載荷試験により「地盤の支持力特性」の調査ができる範囲は、載荷板幅の1.5~2.0倍程度の深さまでである。
3
常時微動測定の結果は、地盤の卓越周期の推定や、建築物の地震力の設定に必要な地盤種別の判定に利用される。
4
粘性土の内部摩擦角は、一軸圧縮試験により求めることができる。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - ○

4 - × 一軸圧縮試験は、粘性土の強度を調べるものである。また、粘性土の摩擦力及び非排水せん断強度を求めることができる。粘着力及び内部摩擦角を求めるのは三軸圧縮試験である。