図のような木造、地上2階建ての住宅(屋根を金属板で葺いた|一級建築士問題集

一級建築士

Q 132 : 
図のような木造、地上2階建ての住宅(屋根を金属板で葺いたもの)の1階部分について、桁行方向と張り間方向に設けなければならない構造耐力上必要な軸組の最小限の長さの組合せとして、建築基準法上、正しいものは、次のうちどれか。ただし、小屋裏等に物置等は設けず、区域の地盤及び地方の風の状況に応じた「地震力」及び「風圧力」に対する軸組の割増はないものとし、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算は行わないものとする。なお、1階部分の軸組の構造の判定に用いる1階の床面積については、80m2とする。また、図は略図とする。
1
桁行方向:2,320cm 張り間方向:2,925cm
2
桁行方向:2,640cm 張り間方向:2,925cm
3
桁行方向:2,450cm 張り間方向:3,600cm
4
桁行方向:2,640cm 張り間方向:3,600cm
解説

1 - ○ 地震力に対して必要な軸組の長さは、桁方向・張り間方向、ともに 80㎡(床面積)×29cm/㎡(令第46条第4項表2の数値)=2,320cm。桁方向と張り間方向の風圧力に対して必要な軸組の算定する。桁方向:38.2㎡(東側見付面積-床面からの高さ1.35m部分の見付面積)×50cm/㎡(令第46条第4項表3の数値)=1,910。張り間方向:58.5㎡(南側見付面積-床面からの高さ1.35m部分の見付面積)×50cm/㎡(令第46条第4項表3の数値)=2,925cm。地震力と比較し、桁方向:2,320cm。張り間方向:2,925cm。

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3 - ×

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