伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 44 : 
伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
室内において、自然対流熱伝達率は、熱の流れる方向と室温・表面温度の分布によって変化し、室温が表面温度より高い場合、床面より天井面のほうが大きな値となる。
2
壁体内の密閉された中空層の熱抵抗は、その厚さが10~15mmの範囲では、厚さに比例して大きくなる。
3
窓ガラスの日射熱取得率(日射侵入率)は、「ガラスに入射した日射量」に対する「ガラスを透過した日射量とガラスが吸収した後に室内側に放出された熱量との和」の割合である。
4
床下空間を有する木造住宅の基礎断熱工法の基礎部分においては、外気に直接通じる床下換気口を設けることが望ましい。
解説

基礎断熱工法は、基礎部分を断熱して床下を室内と同じ条件にするため、外気に通じる床下換気口は設けない。