換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 43 : 
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
定常状態において、外部から室内へ流入する空気の質量は、室内から外部へ流出する空気の質量と等しい。
2
建具まわりの隙間から流入・流出する漏気量は、隙間前後の圧力差の1/n乗に比例し、nは1~2の値をとる。
3
ある建築物の容積の異なる二つの室において、室内の二酸化炭素発生量(㎥/h)及び換気回数(回/h)が同じ場合、定常状態での室内の二酸化炭素濃度(%)は、容積が小さい室より大きい室のほうが高くなる。
4
ナイトパージは、外気温度が建築物内の温度以下となる夜間を中心に、外気を室内に導入することで躯体等に蓄冷する方法であり、冷房開始時の負荷を低減し、省エネルギー化を図ることができる。
解説

二酸化炭素発生量、換気回数が同じであれば室の容積が大きいほど、二酸化炭素濃度は小さくなる。