目標による管理であるMBO(management by |中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 17 : 
目標による管理であるMBO(management by objectives)プログラムの原理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
経営理念に直接結び付くことによって、自らが働く社会的意義を感じられるようになる。
2
個別の目標と組織全体の目標が統合されないという欠陥がある。
3
職務内容の管理だけではなく、動機づけのための手段として利用される。
4
特定の期限を設けず、フィードバックを繰り返して行動の結果を振り返りながら、絶えず行動を修正できるようにする。
5
目標を与える管理者による、トップダウンの管理方法である。
解説

ア - × MBOとは、各従業員に自身の目標を設定させて、その進捗を自ら主体的に管理させ、最終的に目標に対する達成度を評価する。目標は主に売り上げなど定量的な目標になることが多く、経営理念に直接結びつけるような目標は設定しない。

イ - × MBOでは、個々に目標を設定させるが、組織全体の目標を踏まえて設定させるため、統合されないわけではない。

ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。

エ - × MBOで目標を設定させる場合、期間を設けて設定させる。

オ - × MBOは、自身で目標を設定するため、トップダウンの管理方法というわけではない。