保育士
Q 139 :
次の文は、障害のある子どもの食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A摂食機能発達を導くためには、暦年齢ではなく摂食機能に関する発達の程度に合わせた調理形態や食品の選択が重要である。B食べものの硬さ、大きさ、粘性などが子どもの発達程度にあっていないと、摂食機能発達の妨げとなったり、誤嚥などにつながることがある。C食事中と食事後の数十分間は背もたれを動かすことのできるベッドや椅子などを使って少しでも上体を起こし、胃に入った食べものが食道に逆流することのないように気をつける。D口唇でうまくスプーンの上の食べものを取り込めない場合は、スプーンは深さの浅いものがよく、摂食機能が高まるにつれて、だんだんと深さを増していくようにする。
解説
A - ◯ 障害のある子供は暦年齢だけでなく個々の子供にあわせた対応が必要とされ,摂食機能に関する発達の程度に合わせた調理形態や食品の選択が重要である。
B - ◯ 適切な記述である。事故を防ぐため、噛みやすく、飲み込みやすい形状にすることが必要である。
C - ◯ 体を起しておくと、飲み込みやすくなるほか、食べ物の逆流が防げる。
D - ◯ 食べ物を口に運ぶ際の1回量を少なめにするために、最初はスプーンの深さは浅いほうがよい。