保育士
Q 137 :
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)における鉄の不足に関する記述である。(A)〜(D)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。生後(A)か月以降は、鉄が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーを取り入れ、調理用に使用する(B)のかわりに(C)を使用する等工夫する。フォローアップミルクは、母乳または育児用ミルクの代替品ではない。必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用するのであれば、(D)か月以降とする。
解説
選択肢4の組み合わせが適切である。生後9か月頃を過ぎると、母乳だけでは鉄分が不足する恐れがあるので、食事の回数を1日3回にして、食事からも栄養をとれるようにしていく。フォローアップミルクは、離乳食でとれる栄養(糖質、脂肪分)は控えめに、不足しがちな鉄分、カルシウムなどを強化してあるミルクである。それだけでバランスよく栄養が補える完全栄養食品の育児用ミルクにおきかえることはできない。