次の文は、障害のある子どもの食生活に関する記述である。適|保育士問題集

保育士

Q 20 : 
次の文は、障害のある子どもの食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A重症心身障害児では、摂食機能の未発達や不正咬合、まひ等により咀しゃく、嚥下が困難である場合や、上肢、下肢のまひや筋緊張により食べる行為が困難な場合が多い。B口唇裂の場合、乳汁を上手に吸うことができないために、むせたり、鼻からもれてしまいやすい。C脳性まひの場合、まひの程度によるが、姿勢を保持することが困難で、手指が思いどおりに動かせないため、自分で食べることが困難なことが多い。D座位不安定で車椅子などを使用する場合は、誤嚥を防ぐために、頭が後屈しないように配慮する。
1
A:○ B:○ C:○ D:○
2
A:○ B:○ C:○ D:×
3
A:○ B:○ C:× D:○
4
A:○ B:× C:× D:×
5
A:× B:× C:× D:○
解説

A - ○ 重症心身障害児では、摂食能力に合わせて食品や調理形態を用意する。

B - ◯ 口唇裂(口唇の一部に裂け目が現れる状態)の場合は、専用の乳首の付いた哺乳瓶で飲ませる方法がある。

C - ◯ 脳性まひの場合、自分で食べることが困難な場合が多い。食べ物を口に入れる量は、障害のない子どものひとさじよりも少なめにする。

D - ◯ 車いすなどを使用する場合は、頭は少し前かがみにする。