介護福祉士
Q 96 :
生活習慣病(life-style related disease)の予防に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
糖尿病(diabetes mellitus)の予防として,たんぱく質の摂取量を増やす。
高血圧症(hypertension)の予防として,カリウム(K)の少ない食品を摂取する。
高コレステロール血症(hypercholesterolemia)の予防として,食物繊維を多く含む食品を摂取する。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)(osteoporosis)の予防として,ビタミンK(vitamin K)の少ない食品を摂取する。
虚血性心疾患(ischemic heart disease)の予防として,起床後すぐの水分摂取は控える。
解説
1 - × 糖尿病の予防のためには、食物繊維を多く含む食品を積極的にとり、バランスの良い食生活が大事である。
2 - ×カリウムを摂取することで余分な塩分が排出され、血圧を下げる効果がある。
3 - ◯ 食物繊維は腸管からのコレステロールの吸収を抑え、体外への排泄を促す
4 - × 骨粗粗症対策として、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂ることが大事である。
5 - × 虚血性心疾患に限らず、脳こうそくの予防としても、寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後など、のどが渇く前の水分補給が重要である。