介護保険の給付対象となる福祉用具について正しいものはどれ|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 96 : 
介護保険の給付対象となる福祉用具について正しいものはどれか。2つ選べ。(注)選択肢1及び4は「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)の定める内容による。
1
福祉用具貸与事業所には、福祉用具専門相談員を1名以上置かなければならない。
2
利用者の身体を滑らせるスライディングボードは、福祉用具貸与の対象となる。
3
浴槽用の手すりは、福祉用具貸与の対象となる。
4
特定福祉用具を販売する際には、福祉用具専門相談員は、利用者ごとに特定福祉用具販売計画を作成しなければならない。
5
福祉用具貸与の対象となるスロープは、持ち運びできないものでもよい。
解説

指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準にて、置くべき福祉用具専門相談員の員数は、常勤換算方法で、二以上とする、とあるので1は誤り。スライディングボードは特殊寝台付属品にあたり、福祉用具貸与の対象となるので2は正しい。浴槽用の手すりは入浴補助用具であり、特定福祉用具販売の対象となるため3は誤り。指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準にて、福祉用具専門相談員は、利用者の心身の状況・希望・環境を踏まえて、特定福祉用具販売計画を作成しなければならないとあり、4は正しい。対象となるスロープは持ち運びが容易なものであるため5は誤り。