社会福祉士
Q 35 :
ソーシャルアクションに関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。
欧米におけるソーシャルアクションの源流は,1960年代のアメリカの福祉権活動とされている。
戦前の方面委員による救護法制定・実施の運動は,ソーシャルアクションの事例とされる。
ソーシャルアクションは,コミュニティオーガニゼーションと密接に関わるソーシャルワークの方法である。
ソーシャルアクションは当事者の活動に限られ,福祉専門職は関わらないとされる。
ソーシャルアクションの展開過程には,住民の理解の促進及び世論形成は含まれない。
解説
方面委員による救護法制定・実施の運動は,ソーシャルアクションは戦前の代表的な事例だとされている。また、ロスマンがコミニティオーガニゼーション実践の3つのモデルをあげており、日本に紹介された際にソーシャルアクションはコミュニティオーガニゼーションと密接に関わるものとして機能の1つして論じられるようになった