カウンセラーの次の発言のうち,来談者中心療法における「受|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 14 : 
カウンセラーの次の発言のうち,来談者中心療法における「受容」の応答例として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
「進路選択の相談であれば,隣町にあるキャリア支援センターに行かれたらどうでしょうか。そこでは就職先の紹介のほかに,相談にも乗ってくれますよ」
2
「あなたご自身が体験され苦痛を感じたいくつかの話をお聴きし,私は今あなたが辛い思いをされているのが分かります」
3
「自分探しであちこち旅をされていますが,もうそろそろどこかで落ち着かれた方が良いのではないかと私は思います」
4
「あなたはこの町でもっと人と関われば,この町がきっと好きになりますよ。それはそんなに難しいことではありませんよ」
5
「亡くなられたあなたのお母さんがあなたにはいつも優しかったように,私の母親も私には特別優しかったですねぇ。今も涙が出てきそうです」
解説

来談者中心療法は、心理療法の一派でありカール・ロジャーズと共同研究者たちによって提唱されたものである。相談者自身が相談を通して自身で意識を改めていくといった療法であり、受容の段階では相談者の言葉に耳を傾けて否定したり意見を述べたりはしない