人体の部位と病変に関する次の記述のうち,正しいものを1つ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 2 : 
人体の部位と病変に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
変形性関節症が頻発する部位は,肘関節である。
2
手をついて転倒して起きる骨折は上腕骨に多い。
3
側臥位では,仙骨部に褥瘡ができる。
4
対麻痺とは,左右両側の下肢の麻揮である。
5
脳死とは,脳幹以外の脳機能の不可逆的な停止をいう。
解説

4 - ○ 運動麻痺は、一肢麻痺の単麻痺 ・ 両下股麻痺の対麻痺 ・ 身体の半身麻痺の片麻痺 ・ 両上下の麻痺の四股麻痺 に分類される。運動麻痺とは、 自らの意思にて収縮できる横紋筋である骨格筋が、神経や筋の機能が損なわれて、意志的に筋肉を動かせなくなった状態をいう。骨格筋の収縮は、脳幹の脳神経運動核および脊髄前角にある下位運動ニューロンによって支配されている。脊髄損傷では、左右差のない麻痺、対麻痺や四肢麻痺が主要な兆候の1つである。