事例を読んで,次の記述のうち,F相談員(社会福祉士)の対|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 35 : 
事例を読んで,次の記述のうち,F相談員(社会福祉士)の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕大学3年生のGさん(21歳,女性,未婚)は,妊娠3か月であることが分かった。Gさんは,自分が通う大学の学生相談室を訪れ,F相談員が対応することになった。Gさんによれば,子の父親とは音信不通となっている。Gさんは出産し,子育てをしていくことを強く希望しているが,周囲には賛成してくれる人はいない。大学は卒業したいと考えているが,親には頼れず,経済的な不安がある。Gさんは,「ど うしてよいか分からない」と語った。
1
主治医と連絡を取り,Gさんが出産するかどうかの意思決定支援を一任する。
2
大学の関係部署と連携し,学業と子育てを両立するための方策を検討する。
3
学業を優先する必要があるため,出産,子育ては断念するように助言する。
4
特別養子縁組制度の活用を勧め,仲介してくれる機関を紹介する。
5
子の父親を捜し出し,認知してもらうように説得する。
解説

本人の意思を尊重すると共に生活環境や状況などを合わせて考えていくのが望ましく、ここでは相談員がGさんを取り巻く環境と連携しながら今後の方策を考えていくのが適切と考える