2007年(平成19年)の社会福祉士及び介護福祉士法改正|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 8 : 
2007年(平成19年)の社会福祉士及び介護福祉士法改正の背景に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
福祉ニーズの多様化に対応するため,2015年(平成27年)までに社会福祉士登録者数を20万人にすることが求められた。
2
社会福祉士登録者数が大幅に増加し飽和状態になったため,有資格者の量的抑制が求められた。
3
利用者がサービスを選択できる制度が導入されたことに伴い,サービスの利用支援,成年後見,権利擁護等の新しい相談援助業務の拡大に対応できるよう,社会福祉士の知識及び技術の向上が求められた。
4
社会福祉士の業務内容の変化に対応するため,5年ごとの更新制が導入されることになった。
5
福祉事務所への社会福祉士の配置が義務化されたため,相談援助業務範囲の拡大が求められた。
解説

3 - ○ 社会福祉及び介護福祉士法等の一部を改正する法律には、社会福祉士に求められる役割として「介護保険制度、障碍者自立支援法等の制度に基づくサービスの充実やできるだけ地域で生活を継続できるように地域における支援体制の強化を図っていく中で、各制度間におけるサービス利用支援の調整や相談援助、フォーマルサービスだけでは対応できない分野における地域の社会資源等を活用した利用者への包括的な支援など、その活動が期待される分野が拡大している。」と記されている。