Q市の社会福祉協議会では,住民座談会で地域の福祉ニーズを|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 35 : 
Q市の社会福祉協議会では,住民座談会で地域の福祉ニーズを把握するため,参加者にブレインストーミング形式で話合いを行ってもらい,そこで得られた意見についてKJ法を用いて整理することにした。次のうち,その際の参加者によるKJ法の進め方として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
KJ法に必要な器具として,話合いにおける発言を一字一句正確に記録するためのビデオカメラとICレコーダーを購入した。
2
意見を付箋紙に記録する際,ソーシャルワークの専門用語を用いて表現した。
3
意見が記録された付箋紙をグループ編成する際,Q市社協の重点目標に即して大まかにグループ分けした上で,徐々に小分けにしていった。
4
付箋紙をグループ編成する際,1枚だけで残るものがないように,まんべんなく全ての付箋紙をいずれかのグループに含めた。
5
付箋紙のグループ編成を何段階か行った後,話合いの内容に基づく複数のユニットができたので,それらを模造紙上に再配置していった。
解説

KJ法とは文化人類学者の川喜田二郎によって考案されたもので、データをまとめるための手法である。KJ法では、アイデアをカード記入し、統合化、並び替えて図解化、最後に文章化する流れを取る。その過程で、付箋紙にデータを記入し、グループ編成による統合化のあと、図解化するために再配置をしていく5が適切